「私に生まれ 私に生きる」 それに気づいたら楽になった。

私は常に何者かになろうとしていました。
顔も体も性格も言動も…
それらを少しでも変える事が私を輝かせ幸せへの道だと、いつの間にか思い込んでいました。
ありのままの私ではいけない、変わらなければ変えなければと。
でも、結果そんなに変わらない。
だからヨロイを被る、頑張って装う、背伸びした人生…。
私を生きづらく息苦しくさせていることにも気づかないまま、人生はそんなものだと私自身に思い込ませていました。
私自身を認めていない、受け入れていない、結果好きではない…。
そんな私が人を認め、受け入れ、無条件に好きになんてなれるわけない。それに気づく心の余裕もありませんでした。

私自身に真正面から向き合い、たくさんの人とのご縁もあって気づきました。
私は私の人生を歩む、実はそれしかなかったということに。
どんなにもがいても他の何者かになんてなれないと。
私というこの世にたった一人の私でした。
私を苦しめていたのは、私自身。
ありのままの私でいい。
肩の荷が下りて楽になり、心がとても自由で、等身大の私で生きる心地よさを感じました。
そして私の内からエネルギーが溢れ出しました。
見慣れた景色が初々しく清々しい。
いつものまわりの人が愛おしくてたまらない。
幸せはすでにありました。それに気づくだけでした。

そして2016年、テレビでドライヘッドスパが放送されました。
何気なく見ていたら、私の内から「これで人様のお役に立ちたい」と突然湧き出てきました。
そうなると、それに向けて身体が勝手に動き出す…。

心がパンパンになると、頭も思考でグルグル。
頭が思考でグルグルになると、心もパンパン。
頭と心は直結しています。

パンパンの心をどうにかしようとしても、さらに疲れます。
思考でグルグルの頭をどうにかしようとしても、さらに疲れます。
でも、ヘッドマッサージで頭が緩むと自然と心も緩んでいきます。

日々の生活で受けた疲れやストレスは全て脳が感じています。身体を休めても疲れがとれた気がしないのは、一番疲労している脳が癒されていないからとも言えます。サプリや栄養剤を飲んでも、しっかり寝ても、疲れがとれない方は「心」いわば「脳」へのアプローチが足りないからなのかもしれません。
脳疲労が蓄積されると自律神経のバランスが崩れ、やる気が出ないとか体調不良を抱えることにつながります。脳疲労はストレスそのものなのです。
強いストレスを受けた脳が心と身体の健康を保つため過剰な防衛反応を発し、心身の不調を招く指令になります。

歩く、手を動かす、食べる…。当たり前に行なっている動きは全て脳からの指令です。脳は思い込みだけでも行動が変わり、日常生活に大きな影響を与えます。

無理しすぎると熱を出すなどして、身体を安息させようとしますが、その指令は脳が出しています。不規則な生活や働きすぎの身体以上に、脳は疲れています。
ネガティブな感情の全てを受け止め、我慢や忍耐を強いられているのは脳なのです。外的ストレス・内的ストレスの全てが脳に集められるのです。

ただ、技術だけではない、もう一つ大切なことにも気づきました。

私は、私自身を取り戻していく内に、感覚も取り戻していきました。そんなプロセスで技術や正論(知識)だけでは人の心を満たす事は出来ない、人の心は人の心でしか動かせない、伝わらないと体感しました。
ヘッドマッサージは肌と肌が触れます。なおさら目には見えない何かが伝わりやすいのです。その目には見えない存在こそ、実は大きな影響を与え合っています。

いつの間にか持っている色眼鏡(観念)・決めつけ
「こうでなければ」「こうあるべき」
表面で装っても、実は心の内にあるものが伝わります。

私の心が疲れていたら、それが伝わります。
そんなことない素振りをしても伝わります。

どんな心(意識)の手で触れられるか。
目には見えなくても、私は感じていなくても、心身には伝わっています。

私は、目には見えない、耳には聞こえない、その存在こそ大切に思います。

子供の頃、お母さんが「ヨシヨシ」と手を当ててくれた
言葉が出ないほどのその手の心地よさ
心が休まり痛みが和らいでいく…
それだと思う。

<プロフィール>

  • 一般社団法人ドライヘッドスパ協会ヘッドマイスター認定
  • 日本ヘッドセラピスト認定協会ヘッドマッサージ1級
  • 日本腸セラピスト認定
  • 日本リンパセラピスト認定